夜間の災害時やキャンプでの夜中のトイレなど、防災やアウトドアに欠かせないアイテムが「LED懐中電灯」です。最近では、小型でも十分な明るさを持つものから、ドイツ製の高輝度モデルまで、多様な製品が揃っています。しかし、どの程度の明るさや機能が必要か分からず、選び方に迷うことも多いでしょう。
「明るさが十分で、長時間の使用が可能。さらに、防災やアウトドア活動においてコンパクトに持ち運びやすく、使い勝手の良い機能を備えたライト」
このような観点でおすすめ商品をご紹介します。
LED懐中電灯を選ぶポイント
1.明るさはもちろん、照らせる範囲、点滅機能をチェック
カタログでは『ルーメン』で明るさを示していることが多いようですが、照らしたい場所での『ルクス』で判断するのがよさそうです。
ひとつの目安としては、半径2mを10ルクスで照らせる能力があれば、十分に実用的と考えてよいでしょう。
また、照らすことのできる範囲も重要で、狭い範囲だけではなく広く光を届けられるモードがあると、暗い道の足元を確認するときなどに便利です。
そして、自動で点滅を繰り返すモードがあれば自分の居場所を目立たせる効果が高く、救難信号としても役立ちます。
2.乾電池式・充電式、どちらを選ぶか?
乾電池式は電池もちのよい商品が多く、予備の電池を持ち歩けば継続して使用可能なのがよい点です。
一方充電式はランニングコストが低いため、散歩などの日常使用が多い場合に向きます。
両用タイプもあるため、検討してみてください。
3.防水性能はIPX6以上はほしいところ。できれば防塵性能も。
IPX6あれば、雨に濡れても何も問題ありません。
IPX4であれば生活用防水レベルであるため、災害対策としては十分ではないといえるでしょう。
野外での使用を中心に考えるならば、購入前によく確認しましょう。
おすすめ人気ランキング
OLIGHT
WARRIOR 3S センサー付きタクティカルライト
最安価格 13,395円(税込)
十分な明るさで広範囲を照らせる。持ち運びもしやすい
明るさは申し分なく、中心から離れても明るく、遠くや広範囲をはっきりと照らせるモデルです。
IPX8の防水性能を誇り、外装はアルミニウム合金であって、堅牢性が非常に高いといえます。
かつ、コンパクトです。
充電式であるため、ランニングコストは高いです。
バッテリー残量インジケーターがあるため、充電タイミングがわかりやすくなっています。
全長:13.7cm
最大径:2.5cm
総重量:173g
Eornmor
LED懐中電灯 | XHP160
最安価格 2,890円(税込)
電池もちがよく実用性の高いライト。高性能で使い勝手も優秀
乾電池・充電の両方の方式に対応しているのが特徴です。
広範囲を照らすことも、遠くを照らすこともでき、アルミニウムの外装で丈夫です。防水性能はIPX6です。
長さは短めですが径が太く、少し重いモデルです。
全長:10cm
最大径:4.2cm
総重量:286g
Shadowhawk
懐中電灯
最安価格 3,599円(税込)
頑丈なつくりで性能も高い。明るさも申し分なし
乾電池・充電の両方の方式に対応しているのが特徴です。
ハードケース付きで予備の電池やUSBケーブルを収納できます。
明るさに問題なく、防水に加えて防塵機能も備わっています。
長さ・径ともに大きめで、少し重いモデルです。
全長:16.7cm
最大径:4.2cm
総重量:294g
ジェントス
MAGNUM | 懐中電灯 | MG-823D
最安価格 9,980円(税込)
電池もちが優秀で長時間点灯できるが、明るさは物足りない
単2乾電池3本を使う乾電池専用タイプです。
防水に加えて防塵機能も備わっています。
電池もちは非常によく、ハイモード(高輝度モード)であっても150時間以上連続で点灯し続けられるのは驚異的です。
ただし、中央部分は十分な明るさでありながら、その周囲には明るさがあまり及ばないのが欠点といえます。
サイズはかなり大きめです。
全長:24.6cm
最大径:4cm
総重量:457g
Anker
Anker | Bolder LC40 | T1423012
最安価格 2,499円(税込)
軽量・コンパクトで、電池もちもよい。ただし、使い勝手はいまひとつ
軽量・コンパクトで、電池もちがよいのが魅力です。
ただし、中央は明るいものの、遠くの広範囲を照らすには明るさが足りない傾向があります。
足元など、近い場所を広く照らすのには問題がありません。
充電ケーブルが『microUSB』で汎用性が低いのは残念なところ。
充電式であるのに残量インジケーターが付いていないことに不満を感じる人は多いかもしれません。
全長:12.7cm
最大径:3.2cm
総重量:121g